CircleMarket　workshop no,1 [集めた洋服を仕分けしよう！集めた服はどこに行くの？]

更新日：2023年7月29日

環境に負荷のかかるファッション産業、その要因の一つに大量生産・大量廃棄が挙げられます。以下の内容は環境省が、2020年12月〜2021年3月に日本で消費される服と環境負荷に関する調査をした結果を元に作られています。

1.日本では、1日にどのくらいの洋服が捨てられていますか？

平均すると1日に大型トラック約130台分の洋服が焼却・埋立処分されています。また、年間で焼却・埋立される服の量は約48万トンです。

消費者が服を買う量は横ばいなのに供給量が増えている。という現状が、服を捨てる量が増えている要因なのではないでしょうか。

ご家庭から資源ごみとして回収された服は、回収業者などに引き取られ、中古販売（古着）として売られたり、海外へ輸出されたり、ウエス（工業用雑巾）などに再利用されます。回収方法や回収後の処理方法は各自治体のホームページなどで確認してみてください。

このリユース・リサイクルされる割合が約34％で残りのほとんどが焼却や埋立処分されるとゆう現状です。

もしこの残り全ての服がリサイクルされて原材料に再供給された場合、最大年間で約2500万トンのCO2排出量が削減できます。

2022年11月にサズティナブルファッションについてのイベント『～地球に優しいライフスタイルをはじめよう！～GTFグリーンチャレンジデー　2022 in 新宿御苑』が開催されました。その中のトークイベントでも、日本中の家庭で1年間に手放される衣服の量は約75万トン。このうち再資源化されるのは、わずか５％だと発表がありました。

imperfect株式会社×FRAU SDGsが主催するイベントの内容が気になる方はぜひ見てみてくださいね。

よく耳にするサスティナブルってそもそもなんだろうと思っている人も多いかもしれません。

サスティナブルが「持続できる」「耐えうる」「持ちこたえられる」を意味する事から、サスティナブルファッションは「持続可能」という意味が一番広く知られています。

その「持続可能」とは、衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのことを言います。

これは、生産者の立場で服を作る時に「持続可能」な服作りをしているブランドになります。

私たち、消費者もサスティナブルファッションという意識を持って服を買い、着用することでもっと身近に感じられるのではないでしょうか。

1年間で必要な服の枚数は30枚位と言われています。

それは、1シーズンに7着を着回すとして4シーズンで30着という事です。

1シーズンに7着と聞くと少ないと感じますか？それとも多いと感じますか？

自分は、1シーズンでどのくらい服を買い足しているのか見直してみてもいいかもしれません。

成人女性が、平均して持っている服の枚数は200枚と言われています。家に200枚もの服があると考えるとすごいですよね！

男性は女性よりは少ないですが、最近はおしゃれなメンズも増えていて女性より多い人もいるかもしれません。

自分の家のクローゼットの服を実際に数えてみましょう。

子供服のサイズは新生児から数えると、50cm,60cm,70cm,80cm,90cm,100cm,110cm,120cm,130cm,140cm,150cm,160cmまで12サイズ展開になります。そして、新生児〜幼児までは着られる期間も短いですよね。

買っても1回とか2回しか着なかったなんて事もあると思います。

適正な枚数は、上下5セット持っていれば着替えなど含めても十分な量とされています。

サークルマーケットでは、子供服の無料交換会をしています。

ご家庭でサイズアウトした子供服があればぜひ無料交換に出して次に着る人に繋げてほしいと思います。